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久米川みどり動物病院

久米川みどり動物病院のブログです。 病院のお知らせや、皆様にお役に立てる情報などを掲載していきます。

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疾患別の栄養管理⑮「尿路結石症(前編)」

こんにちは、看護師の神奈川です

今週から疾患別の栄養管理についてご紹介します。

今回は「尿路結石症」です。気温が下がってくると病院への来院件数が増えてくる疾患のひとつとなっています。
特に猫さんに多くみられたりします。

病態についてはこちらをご覧ください。

では、食事管理で気をつけることは・・・

・水
飲水量が減ると尿量も減り、尿中の結晶生成塩類の濃度が高くなるために結石ができやすくなってしまいます。
気温が下がると飲水量が低下し、尿が濃縮されやすくなるので、特にこの時期は気をつけましょう。
特に、肥満傾向にある猫ではその傾向が強くなります。
ウェットフードにしてみたり、飲み場を増やしたり、いろいろ工夫をしてあげましょう。
ご参照ください。

・尿pH
尿検査をするときには必ず尿pHというものを測定します。
「尿pH」とは、尿が酸性かアルカリ性がどちらに傾いているかを示す指標になります。
アルカリに傾くとストルバイトやリン酸カルシウム等がでやすくなり、酸性に傾きすぎるとシュウ酸カルシウム等がでやすくなります

尿路結石症の食事管理では、それぞれの原因結石成分に応じた食事を選択することが重要になってきます。
食事は「処方食」といわれる獣医師から処方されるものになりますので、尿路結石症と診断された場合には今までの食事はやめて処方食に変更してください。
また、処方食をあげているときは、食事中の栄養素バランスや結石生成成分のバランスが崩れるため、他のフードやサプリメント、間食などは与えないようにしましょう。

そして、尿が蓄積して、濃縮されないように運動させて排泄、飲水を促してあげることが重要になってきます。
ですので、これからの時期、ますます寒くなって排泄を我慢してしまったり、飲水量が減ってきてしまうので工夫をしてあげましょう。

例えば・・・わんちゃんなら、短い時間でもよいので排泄の為に外に出してあげたり、猫さんなら、猫じゃらしなどを使って上下運動(ジャンプ)などをさせてあげましょう。
ちょっとしたことで大きな違いがでてきますよ

次回は結石の種類で多い、ストルバイト・シュウ酸カルシウムについてご紹介します。


看護師 神奈川


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